着物はパーソナルカラーに合った色選びをしないと、老けて見られるなど似合わないことがあるので注意しましょう。
パーソナルカラーとはイエローベース、ブルーベースのことです。
イエローベースの人は髪の毛や瞳の色がダークブラウン系で、肌は黄みを帯びた白をしています。
頬などに赤みが出にくく、日焼けをしても赤くはならずにすぐに黒くなるタイプです。
オリーブグリーンやコーラル、ベージュピンクなど温かみのある着物が似合います。
ブルーベースの人は髪の毛や瞳はソフトブラック系、ピンクみのある肌をしています。
頬や唇は赤みが出やすく、日焼けするとヒリヒリと炎症を起こしやすいです。
ブルーベースは青みの強い色が似合うので、ブルーや紫のようなはっきりした着物が適しています。
パーソナルカラー診断は自己判断でも可能ですが、客観的な意見を取り入れるために第三者に相談しながら決めていくことが重要です。
その場合、様々な色の布を顔に近づけて表情が明るく見える方で診断します。
着物の選び方について、もちろん素材とか色や柄なども無視できない要素であることは言うまでもありませんが、体型に合わせて選ぶことも大きなポイントです。
これは洋服であっても同じはずで、サイズを含めて自分の体に合わない服を選んでも問題ないと考える人などいません。
ただ、洋服の場合は多少の着こなしという側面もあるかもしれませんが、着物の場合は一般的にそういう考え方はありませんから特に注意が必要です。
全く着たことが無い人であってもおおよそのイメージはつくでしょうが、極めて単純に言ってしまえば体に巻き付けるものであって、体のラインがいわばダイレクトに現れることになるからです。