その人に似合う着物とは?失敗しない選び方

当サイトでは似合う着物の選び方をはじめ、選ぶときに重要となるパーソナルカラーや体形などに関して様々な視点から紹介しています。
自分自身の好みと似合う色が一致していないことや、合う物が自分自身でよくわからないと感じている人も少なくありません。
具体的に選ぶ基準をあらかじめ用意しておき、自分自身で実践してみることが良い物を選ぶ基準となるため、参考にしてください。

失敗しない選び方を初心者にも分かりやすく解説

失敗しない選び方を初心者にも分かりやすく解説 着物の選び方で重要なのは、年代です。
例えば還暦すぎの人がショッキングピンクの物を身に着けて魅力的かどうかは、かなり人を選びます。
似合う人もいますが、若作りに見えてしまう人も少なくありません。
年代ごとにある程度似合う色が存在し、若年層の場合は原色に近い鮮やかな色を選ぶと若々しさと美しさが重なり、非常に魅力的に見えるでしょう。
30代から40代の場合、多少渋みがあるピンクや緑色、さらに水色などのパステルカラーも魅力的といえます。
50代以上の場合、落ち着いた色でなおかつ華やかな柄物がいいでしょう。
モノトーンの着物は色が強すぎて却って老けて見えてしまうため、避けた方がいいです。

初めて着物を買う方の注意したいポイントとは

初めて着物を買う方の注意したいポイントとは 成人式や卒業式、お正月に和服を着ることで、着物に興味を持つようになったという方が増えてきています。
着物を着ると洋服よりも人の視線を惹きつけることもあり、身が引き締まることからあえて着物を着るようになったという方もいるほどですが、初めて着物を購入するという方に注意したいポイントを紹介します。
着物の場合は洋服とは異なり、多少のサイズが違っていても着こなすことは可能です。
しかし、初心者の場合は大きすぎたり小さすぎたりすると上手に着ることが難しくなってしまいます。
そのため、慣れるまでは柄で選ぶよりも自身に合った丈のものを選びましょう。
身丈が身長のプラスマイナス3センチほどが理想的な長さです。
袖の長さは2センチずれくらいのものを選んでください。
次に、滑りにくい生地を選ぶことです。
滑りやすいと着付けに慣れていない方ではズレやすいため、紬やウール・木綿などを選ぶと着崩れしにくくなります。
初心者の方でも普段から着るのであればさほどTPOを気にする必要はありませんが、結婚式やパーティーであれば訪問着を選ぶ必要があります。
迷った際は呉服店の方に相談するとよいでしょう。

着物にも洋服と同じように、流行が存在する

洋服と同じように、着物にも流行はあります。
毎年たくさんのブランドが着物の新作を発表していて、柄や色からその年の流行が決まります。
振袖を例にすると赤は毎年人気があり、選ぶ方がたくさんいます。
赤の特徴として華やかさがあり、格式や上品さがあるので振袖を作る場合でもレンタルをする場合でも薦められる色です。
また近年では青や緑、白も人気があります。
青は赤に次いで人気がある色で、紺色に近い古典的な青色と明るい色の近代的な青色に分けることができます。
古典的な青が周囲に与える印象は知的で落ち着きのある女性なので、気品の高い着こなしを目標にしている女性に合う色です。
この着物に明るい色合いの花柄の帯を合わせて着ることで、全体に引き締まった装いになります。
さらに白は肌をより一層白く見せる効果があるので、美白効果が期待できることから人気があるようです。
人気がある理由として、白地の着物に合わせて帯や小物を選ぶと柄や挿絵が映えることが挙げられます。
挿し色に何色を使うか、また選ぶ小物によっても雰囲気が変わるのでバリエーションが広がります。

着物を購入するときは期待しているものかを確認する

着物はいろいろなものを揃えて、きちんと着付けが出来る状態にしておくことが重要なポイントです。
購入したはいいけれど、あれが足りないこれが足りないなんてことにならないためにも、事前に必要なものが揃っているかを考えて選ぶべきです。
着物姿を期待していたのに、物が足りなくて残念、ということになったら記念日などは悲しくなってしまいます。
着物は専門的なお店で購入すれば、期待にあったものを見つけることが出来る可能性が高いです。
専門的な知識を持ったプロがいるお店なら、欲しいものを見つけてもらえるので安心して任せることが出来ます。
着物は生地や小物類など、和装に必要なものが揃っているお店で見つけると、セットで購入可能な場合があるのでおすすめです。
気に入った柄や色を事前にお店側に確認しておけば、スピーディーに予約をすることが出来ますし、希望しているもの以外にも「こんな色が似あう」というアドバイスをしてもらうことも出来るのがいいです。

着物の帯の結び方を変えて異なる魅力を演出

着物といえば日本の伝統的美しさです。なかなか着る機会が少ないからこそ、着こなし方にもそこだわって着たいものです。
着物の着こなし方に大きく関わるのが帯の結び方です。後ろ姿の印象も変わり、さまざまな魅力を演出することができます。
基本的な文庫結びは、結び目が小さなリボンのような印象で、清楚な雰囲気を演出することができます。
立て矢結びは、大奥の女中が締めていたとされる形で、大きな結び目が華やかな印象を与えます。
お太鼓結びは、比較的新しく生まれた結び方で、正方形のような形が特徴でシンプルで落ち着いた印象になります。
この他にもアレンジした結び方として、大輪のバラのような豪華で華やかな結び方が特徴の薔薇結びや、浴衣にもよく似合う小ぶりで可愛らしいリボン結び、古典的な柄にもよく似合う巾着のような形が特徴の巾着結びといったものもあります。
どれも印象が大きく異なるので、着物を着る際は結び方にもこだわってみるのもいいかもしれません。

着物を着ると雰囲気が変わって好感度が上がる

周りの人からなるべく良く見られたいとは思いませんか。大切なイベントなどの時に人が集まることがあります。
こう言う時は、特に周りの人から良く見られたいと思うのかもしれません。
こう言う時こそ、着物を着て好感度を上げてみませんか。結婚式であったり何か大切なイベントに着て行ってみてください。
もちろん、レンタルであっても構いません。着て行ってみると、周りの人からきっと素敵だと言ってもらえるはずです。
普段はあまり着ていなくても、よく着ていたとしても人が集まる場所は着物にしてみませんか。
華やかな場所であれば訪問着が良いですし、幅広い用途で利用できる色無地を持っておくのも良いのかもしれません。
洋服とは全く違った印象になりますし、シャキッとするので凛とした印象にきっとなります。
立ち居振る舞いに気をつけないといけないこともありますが、少しでも好感度を上げたいと思っているのであれば、着物を選ぶようにしてみてください。

着物は肩こりや冷え性の改善にも役立ちます

着物を着ているとおしゃれだけでなく、冷え性や肩こりの改善に役立つともいわれています。
生態やマッサージで指摘を受けるのは体勢です。
姿勢がゆがんでしまうと、内臓や骨・筋肉に負担がかかり姿勢のゆがみが血行を悪くしてしまうのです。
その点着物を着用していると、姿勢のゆがみを改善させることにより骨盤を正しい位置に戻す効果があるのです。
帯を締めて苦しいという感想の人もいるとは思いますが、腰で締めると安定して苦しくなりにくいのが魅力です。
そして普段から姿勢を正すことができるために、姿勢が悪いときにおこる体の不具合を治すことができるといえます。
日常の着物は着るのが面倒、手入れが大変など意見が聞こえてきますが、これはコツをつかむとかなり楽になります。
着物の種類でも、普段着に着れる敷居の低いものもあるので気軽に着用できるのです。
近年はポリエステルなどの化学繊維素材のものも登場しており、自然素材のものよりも洗うのが楽なものも流通しています。

価値の高い有名作家の着物と買取時の注意点

有名作家の着物は、買取価格も高額です。
アンティークとして価値があり、芸術品の一つとして考えられているからです。
そのため着物買取の査定を受けると、予想以上の査定額になるケースも少なくありません。
しかし有名作家の作品だからといって、絶対に高額になるとは限りません。
着物買取の査定では、作者だけではなく状態や付属品も重要なポイントになるからです。
たとえば価値のある着物でも、虫食いがあったりカビが生えていると価値は低下します。
その結果、買取価格も低下してしまうわけです。
また購入したときに付属していた証明書などの書類が一緒にないと、本物であるという証拠を客観的に証明できません。
偽物である可能性が残されているなら、買取に慎重になる店舗も少なからずあります。
つまり査定額を満額で受け取りたいなら、日頃から定期的な陰干しなどメンテナンスをして良好な状態を維持し、証明書などの付属品も大切に保管するようにしてください。

和洋折衷で着物を取り入れるコーデのポイント

着物をもっと気軽に着たいという時には、和洋折衷のコーデがおすすめです。
着物を取り入れる方法は二種類あって、特に着物を楽しみたい時には、腰紐を使うやり方が向いています。
着物の裾を内側に持ち上げ、左から右の順番に体に巻き付けて腰紐で裾を結びます。
裾を揃えたら衿を合わせて、腰紐を胸下で結んだら背中や胸下などの下を整えます。
その後は好みのスカートやガウチョパンツを合わせるだけで、和洋折衷な装いを作れます。
この方法であれば着丈が短い衣装でも楽しむことができ、合わせるスカートの丈は好みのものを合わせられます。
スカートはカジュアルに着たいという時には丈の短いものがよく、長い丈だと上品な雰囲気にすることが可能です。
もっと気軽に楽しみたいという時には、洋服の上から羽織を羽織るというものもおしゃれです。
羽織はフリマアプリや古着屋などで簡単に手に入る上、いつものファッションの上から羽織るだけでアクセントになります。

着物のトラブルに多い虫害被害を回避する心構え

アンティーク着物のブームから、ウールの素材を着用される方が増えています。
虫食いのトラブルが起こりやすいので、しっかりと予防していく必要があります。
着物の虫害被害ではカツオブシムシなどの幼虫が繊維を食い荒らすもので、食われる事で布地に穴が開く程です。
特に被害にあいやすいのがウールで、羊毛と言った動物性繊維は虫の大好物なので狙われやすくなります。
当然自然繊維と呼ばれる綿も虫食いは起こるので、ポリエステルの着物以外は対象である事を知っておく必要があります。
代表的な予防方法は手入れを基本通り行う事に尽きます。
着用後は陰干しをして湿気を取り除く事や、汚れた着物をそのままにしておかない事です。
食べこぼしや汗ジミを放置せず、キレイな状態にしてからタンスにしまう事を忘れてはいけません。
そして保管中に寄せ付けない事が重要で、防虫剤を置くのですが、薬剤の臭いが染みこまないように付着しないタイプを選択する事も大切です。

着物の保管には桐ダンスが最も適している理由

着物の保管は桐ダンスが最も適しているといわれる理由が、木製のタンスは通気性が良いことにあります。
木の中でも桐は通気性に富む素材として、日本で古くから好まれてきた歴史があります。
木材を使用したタンスは、気温や湿度によって膨張したり収縮して湿気を調整する役割を持っており、乾燥した時期になれば縮んで通気性をより良くしたり、湿度の高い時期は膨張することで湿気をタンスの外側までに留めるといった効果を持ちます。
着物を保管する上でとても大切なのが、繊維にカビ菌を生やさないことなので、通気性の優れた桐を使用したタンスはカビ対策をする上で頼りになる家具といえます。
また新しい桐ダンスの特徴として木材独特の爽やかな芳香がしますが、この芳香には虫食いの原因となるヒメマルカツオブシムシなどを寄せ付けない効果を持っており、特にシルクやウール等の動物性繊維で作られたものは虫食いの被害に遭いやすいことを考えると、防虫効果を持つ素材を使用したタンスは理想的な保管場所となります。

大切な着物にカビ汚れがあった場合の対処法

しまっておいた着物にカビ汚れを見つけた時、発生しているカビの量が少ない状態なら自分で対処することが可能です。
処置の仕方を間違ってしまうと大切な着物を傷める可能性があるので、正しい処置方法を理解してカビの範囲が大きい場合は着物カビ取り用のクリーニングを利用するようにしましょう。
白カビがポツポツと発生している状態なら、床に新聞紙などを広げてその上に着物を寝かせて乾いた布もしくは、柔らかい毛のブラシを使用して表面部分を払うように落としていきます。
この時無理に力を入れてゴシゴシすると生地を傷める危険があるので丁寧にケアをしましょう。
この時濡れタオルで拭くのは厳禁で、湿気で増殖するので濡れたタオルを使用するとますます被害を広げる原因となります。
処置をする際には手袋やマスク、ゴーグルを着用して体内に侵入するのを防ぎ、手に触れた場合は体内に入らないように作業後は手洗いとうがいを徹底するとアレルギー反応が起こるのを防ぐことができます。
屋外で作業を行うと、風通しもよく湿気がたまりにくいのでおすすめです。ただしデリケートな生地は直射日光には弱いので、日陰で行うことが基本です。

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